今回のひよこ通信では、「小さな子供さんの鼻水」について解説します。
子供さんの鼻水がなかなか止まりにくくて困っておられる親御さんがおられると思います。
鼻水は寒暖差で透明の鼻水が出たり止まったりする場合あります。
また、風邪のひき始めやアレルギー性鼻炎でも透明のサラサラの鼻水が出ます。
少し色のついた、やや粘り気のある鼻水は風邪のひきはじめから数日経った頃に出ます。
色の濃い黄色や緑の粘り気のある鼻水で臭いのある場合は副鼻腔炎を起こしている時があります。
小さな子供さんは鼻と耳をつなぐ耳管という管が太く短く、
鼻水の中のウィルスや細菌が耳管へ流れ込んで中耳にはいると炎症を起こし中耳炎になってしまいます!
大したことがないと思っていた鼻水も放置すると違う病気を誘発してしまう恐れがあります。
中耳炎や腹鼻腔炎にかかると子供さんも辛いし家でのケアなど親御さんも大変です。
そうなる前にこまめな鼻水ケアで対策をしましょう!
自宅では部屋を加湿したり、鼻をかませる、鼻水を吸引する、鼻づまりのあるときは鼻に蒸しタオルをあてたりしてあげて下さい。
鼻水が自宅でうまく吸えない時は鼻吸いのため受診をしてください。
当院でも耳鼻科さんでも大丈夫です。
当院では予約なしで1日2回まで鼻水が吸引できる鼻水特急券を発行しています‼️
もちろん鼻水だけでなく咳がでたり、発熱したり、食欲がなかったり、ご機嫌が悪い場合は早めの受診をお願いします。